こんにちは、volです。
40代半ばの地方在住サラリーマンです。
今年は大雨による災害が多く発生し、地震による被害もありました。
災害の多い日本ですが、配当を目的に株式を保有する投資家として、
もし大規模災害が発生したら。
を考えていきたいと思います。
大規模災害発生時の株価
間近で株式市場に大きな影響があった大規模災害として、東日本大震災があります。
東日本大震災が起きた頃は、私自身も東北地方太平洋側に住んでいましたので、当時の緊迫した状況は10年以上経った今でも忘れません。
そして同じく覚えているのは、そのような状況でも株価をチェックしていた事です。
良い悪いではなく、投資をしていれば当然の行動だとも思います。
今になって考えると、ある種の現実逃避でもあったと感じます。
震災翌日の午後にチェックした株価は、あらゆる銘柄がストップ安になっていました。
もちろん、そうでない銘柄もあったと思いますが、私が監視銘柄に入れていたモノはことごとく。東証一部もマザーズもジャスダックも関係なくストップ安。
原発事故が発生したことも大きく影響しました。
最近の災害の多さに当時の事を思い出し、記事にしようと思った次第です。
そして、投資でFIREを目指すのならば、まったく想定していない訳にはいかないからです。
投資手法で備えるか 心構えで備えるか
東日本大震災クラスの大規模災害がそうそう頻発する事は無いでしょうし、あっては困ります。
それでも、同等以上の災害が今後確実に発生する事が判っています。
そう、南海トラフ地震です。
科学的にも、地震のメカニズムとして必ず発生する事が判明していて、後は早いか遅いか。いつ来るかの問題だけと言われています。
南海トラフ地震以外にも気を付けた方が良いと言われているモノは多々ありますが、今後30年以内の発生確率を考えると、やはり一番に思いついてしまいます。
対策として日本株ではなく米国株などの海外株に投資するのはどうか。
今人気のあるS&P500関連など、海外の投資先であれば日本の災害の影響は日本株よりは少なく抑えることができると思います。
ただ、昨今の急な戦争の勃発や、9.11同時多発テロのような事が起きれば、大きな影響を受ける事となります。
有名な投資家さんが、株を多く持っている時には先物を空売りしてヘッジしている。と言っていました。
買いだけでなく、売りのポジションも保有していく事でポートフォリオのリスクを軽減していくというのも効果的な手法だと思います。
そして大事なことは
日本株も米国株も、災害や事件が起きた直後は大きく下落しますが、現在は当時を上回っている。という事です。
規模や内容によって戻る時間は違うでしょうし、今まで戻ったからと言って次も戻るとは限りません。
それでも投資家としては、何か起きてもそれを乗り越えて成長していく。
という事にベットしているワケです。
S&P500関連を購入されている方は良く聞く内容ですね。
知識を学び経験を積んで、身に着けた手法を駆使して備えていくのか。
資本主義の成長を信じて、乗り越えていく事を前提に進めていくのか。
その両方か。
簡単に答えは出ませんが、災害が起きる前にどうしておくのか。起きた時にどう動くのかを想定しておく事自体が大切だと感じます。
FIRE直後に災害が起きたら、なんて事も考えておかないといけないなぁと思っています。
資産も大事ですが、自分自身と大切な人達の安全はそれ以上に重要です。
防災・備蓄など、資産以外でも備えをしていきたいと思います。
ありがとうございました!