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タバコを吸って30年 禁煙・卒煙という選択。①1か月

こんにちは、volです。

40代半ばの地方在住サラリーマンです。

 

愛煙家の私が、タバコと別れることになりそうなので記載していきたいと思います。


とはいえ禁煙開始からまだ1か月ほどですので、あまり仰々しいことは語らずに

動機などをソロリと書いていきたいと思います。

喫煙されたことの無い方には、あまり興味も共感も得られない記事かもしれませんが、ご容赦願います。

 

なぜ禁煙・卒煙しようと思ったのか。

 

何より金銭面です。健康面でももちろん懸念はあった訳ですが、資産形成に本気で取り組み始めた中で、タバコ代に毎月数万円かかっている事は以前から気になり続けていました。そこから、真剣に禁煙・卒煙を考え始めることになりました。

 

資産形成へ取り組み始める前までは、酒・タバコに関しては我慢するという気持ちがそもそも希薄なこともあり、飲みたいだけ飲む・吸いたいだけ吸うというスタンスで人生を送ってきました。

 

幸い、風呂上がりのビール・発泡酒はやめられない!程度の酒好きで済んでいるため、酒の失敗はほぼ無く、体にも問題は「今のところ」起きていません。

 

しかしタバコは違いました。

 

一日1箱と少し。程度の喫煙者でしたが、「加熱式タバコ」という物が発売されて状況が変わりました。(1日1箱ですでに多いという意見もあります)

 

加熱式タバコIQOSに出会ったのが2016年頃。

 

*誤解を防ぐために記載しますが、IQOSや加熱式タバコを否定するものではありません。

自分で使った上で、IQOSを始めとする加熱式タバコは紙巻きタバコの100倍マシだと思っています。

まわりの非喫煙者から聞く話でも同じ様な意見を聞きます。様々な影響をトータルで考えて

紙巻きタバコに比べたら「ろうそくの火と火炎放射器」くらい違うと思っています。

賛否あるのは重々承知ですが、非喫煙者からの加熱式タバコへの否定的意見の多くは

「使っている人間」の問題です。

歴史的にまだまだ分かっていないことが多い品物ですので、現時点での意見です。

 

いわゆる紙巻きタバコに付きまとう問題を解消した画期的な商品に出会ったのですが、一日に吸う本数が激増するという落とし穴にはまってしまいました。

 

なによりも「換気扇の下」に行かずに吸えてしまうこと。

これが一日に吸うタバコの本数を爆増させることになりました。

 

結果、一日2箱と少し。のタバコを吸うヘビースモーカーとなってしまいました。

それでも加熱式タバコはタールが無い分か、紙巻きタバコを吸っているよりも食べ物をおいしく感じられるようになり、呼吸器系への負担も少なく感じていましたので不満はなかったのです。(実際の害はまだわかりませんが)

 

しかしどうしても我慢ならないものがありました。

そう、値上げです。

 

繰り返されるタバコの値上げ。以前は数年に1回あるか無いかの頻度だったものが、次々と繰り返され、値上げ幅も大胆になっていく。

 

気が付けば私が吸っていたIQOSは、1箱580円になっていました。

(私がタバコを吸い始めた頃は1箱200円くらい)

それを1日2箱と少し。ざっくり1日1,200円。

1か月30日で36,000円。1か月のタバコ代36,000円

 

・・・自動車ローン組めるがな。

 

これに気付いてしまったのです。

いや気付かないふりをしていた事が、そうも言ってられない金額になったと認識してしまったのです。

そりゃ毎月のつみたてNISA積立金額より高いですから・・・。

(NISAは毎月33,333円積立)

 

喫煙者の多くは、本当はタバコをやめたい。

 

私が禁煙・卒煙を始めたことに周りが気付き始めると、タバコミュニケーション仲間がまずザワつきます。そしてその多くが、

 

どうやって我慢しているのか。

なにか禁煙できるアイテムがあるのか。

 

興味深々で聞いてきます。

 

そう、みんなタバコをやめる事に、関心大有りなんです。

私自身がそうだったので、よ~く気持ちが解ります。

いつかやめたい。このままでは良くない。ずっとそう思いながら吸ってきたんです。

 

値上げだけではなく、世の中の喫煙に対する見方もだいぶ前から変わっています。

タバコを吸える場所も時間も、自宅以外ではどんどん少なく狭くなっていきました。

自宅ですら換気扇の下、あるいはベランダ。

加熱式タバコでも、家族からあの独特の臭いが嫌と言われれば、結局居場所は変わらなくなります。

 

吸い始めの頃は良かったんです。あの頃は。

でも今は環境も価格も、私の年齢もすべてが変わり、

「タバコを吸い始める前に戻れたら、それでもまた吸い始めるか?」

と聞かれたら、

「吸わない」

と答えます。

 

私自身、あらゆるシーンでタバコのことが気になり、行動範囲が限られてしまう経験を幾度となくしてきました。

そんな中で資産形成への意識も高まり、金銭的負担が無視できないところまで来てしまったと痛感したことで、今回ついに禁煙・卒煙に踏み切った訳です。

 

冒頭で述べた通りまだ1か月のことなので、まだまだ油断できませんし大きな事も言えません。なので、今回はイチ喫煙者としての今までの気持ちをサラリと記載しつつ。

自分のために、資産のために継続していきます。

 

 

余談ですが、

タバコを吸わない人に1か月禁煙してるよ!と言っても

「はぁ?へ~。でも1か月でしょ?」

 

タバコを吸っている人に1か月禁煙してるよ!と言うと

「マジで!?よく我慢できるな!スゲェ」

 

これがニコチン中毒を知る者と知らない者の反応の違いなのだと実感しています(笑)

ありがとうございました!