こんにちは、volです。
40代半ばの地方在住サラリーマンです。
世の中の流れ的に予想はしていましたが、いざ決まってみると色々と考えてしまうので記事にしたいと思います。
そう、私の勤め先で定年の延長が決まったのです。
定年が60歳から65歳に延長されることに
私が勤める会社の定年は60歳。その後は再雇用制度を利用して65歳まで働けることになっていました。
そして再雇用の際には4割近い大幅な給与の減額を余儀なくされる。
(制度で1割ほど戻るので、実質3割減くらいの給与になる)
この条件は非常に多くの企業で採用されていることも、以前に記事にしていました。
大幅な給与の減額を我慢してまで働きたくない!が原動力となり60歳で退職できる資産形成を目的に活動を開始、記録としてこのブログが始まった訳でもあります。
60歳定年までに仕事を辞める事も、続けることも選択できるだけの資産を作る。
そんなゴールポストが動いてしまいました。
もちろん察知はしていたんです。世の中の流れ的に働ける年齢を引き上げようとしている訳ですから。
いざゴールが変わった事がはっきりすると、それはそれでモヤモヤするものですね。
給与の大幅減額は無くなり、待遇は良くなった
再雇用ではなく、定年年齢そのものが上がる事によりそもそも減給となる正当な理由が無くなり、60歳から65歳までの給与待遇は大幅に改善されることになりました。
しいて言えば役職定年が60歳と定まり、部長・課長・係長のような「長」のつく立場の役職手当が無くなるようです。
とはいえ4割近く減給になっていた事に比べればかすり傷に等しく、安心して65歳まで働ける環境が整いつつあるという事です。
いままでは60歳で大幅減給。それでも年金受給の始まる65歳までは我慢して働く。
その我慢と不安が無くなることは歓迎すべき事と感じます。
制度の境目にあたる年齢の先輩方には何らかの補填があると良いなと思ってしまう、気になってしまう部分もありますが。
さて、私自身はどうでしょう。
いろいろと考えてしまう部分はありますが、そうそう答えは出るはずもなく。
まずは今まで通りのプランを進めていく事になりそうです。
資産計画的に60歳の期限が65歳までに延びれば、単純に積み上げ量が増える事になるし、60歳から資産を使うフェーズに入っていたはずが、65歳まで増やすを継続できることになれば差額はより大きくなり資産増加が望めます。
つまり当初の計画より、65歳までと65歳からの両方の経済面が圧倒的に強くなる・・・!!
60歳定年でFIREというアイデンティティは無くなりますが、人生的には有利になるでしょう。
ブログタイトルも考えないといけないか・・・?(笑)
今まで通りのプランを進めることで、60歳で辞める事も、有利な条件になった65歳まで働く事も選択できるだろうと思います。
なんなら資産増加の進捗が良ければ、定年前に本当の意味でのFIREも可能でしょう。
ブログを始めて約1年、考えを文字や言葉にすることで改めて認識することも増えてきました。
私自身、働くことは好きです。しかし賃金を得るための仕方のない労働は嫌いなのだということも確認できました。
今の仕事はどうだろう・・・。
2030年問題というものがあります。
生産年齢人口の激減により、様々な問題が起きること。
予想されるのは、単純に言えば働く人が減ることで、あらゆる職場で働くひと一人当たりの負担が爆増する。少ない人数で大きな成果を要求されることで職場がブラック化していく。
そんな中でやりがい・生きがいとしての仕事ができるのか。
賃金を得るためだけの労働になってしまわないか。
よく見ながら考えながら、資産形成に励みたいと思います。
ありがとうございました!