こんにちは、volです。
40代半ばの地方在住サラリーマンです。
愛煙家だった私が、禁煙・卒煙に取り組んで半年が経ちましたので記録していきます。
ブログを書いているならば、たとえば1ヶ月ごとに状況を書くようにするとか、もっと記事のネタとして色々やれば良いのですが、いろいろ触ると失敗につながりそうな気がしたのであえて記事にしないようにしてきました。
なんだかんだと半年が過ぎて、タバコを吸わない生活が「日常」になり、そろそろネタとして触っても問題なさそうと判断したので記載していきます。
以前の記事はこちら。
タバコが吸いたくなる仕組みが解るか・納得できるかが鍵。
気が付いたら取り組みから半年以上が経過していました。
現在では特に大きな苦労もなく、自然とタバコを吸わない生活を送っています。
今まで何度も禁煙にチャレンジしてきて、ある時は禁煙外来にまで通ったのに失敗を繰り返してきました。
なぜ今回はすんなりと事が進んでいるのでしょう。
タバコが吸いたくなる仕組みを理解できているか。
タバコを吸わなくなる事に心から納得しているか。
これが今までとの最大の違いであり、上手く行っている要因だと思います。
今の時代、ブログやYOUTUBEなどネット上に溢れんばかりに情報があります。
以前にも禁煙にチャレンジする時には一生懸命ネットから情報を集めていたものです。
今回もそれは変わらないのですが、以前のチャレンジ時には見たことの無かったひとつの動画が大きく影響しました。
フェルミ漫画大学さんの「リセット禁煙」の紹介動画です。
この動画を見たことで「リセット禁煙」を知り、書籍を読むきっかけとなりました。
このリセット禁煙により
タバコが吸いたくなる仕組みを理解する
ことができました。
そして次には、よく言われる1本おばけ。私も何回もコレで禁煙に失敗してきました。
タバコを吸わなくなってしばらくすると、いま1本吸ったらどうなるのか好奇心が湧いてきます。不味いのか、美味いのか。
吸ってみると不味い。これはもう吸わなくて良いや。なんて思ったつもりでも少し時間が経つと、もう1本確認のため~とか言い訳しながら吸っていき元に戻るんです。
誰かに誘われたり、勧められた時も同じです。相手のせいにして、○○が悪いんだ。俺は悪くない、仕方ない。なんて感じに。
これを禁煙チャレンジの度に繰り返すという事は、結果は解っているのにわざと同じ行動をしていることになります。
本当にタバコを辞める覚悟ができていない、タバコを吸わない事に心から納得していないから、ひとりで茶番劇をしている訳です。
自分が茶番をしている事にも本当は気が付いている。
タバコを吸わなくなる事に心から納得しているか。
長く喫煙している人ほど、人生のイベントとタバコにも否応なく関わりが生まれてきます。禁煙することで、それらの思い出まで無くなる訳も無いのですが、タバコそのものへの情緒的な想いから、無意識に納得できていないことがあるかも知れません。
この動画とリセット禁煙の書籍は、自分が納得できるか、自分との対話にも役立ってくれました。
動画と書籍を読み終わった後には、金銭面が最大の理由で決意した禁煙に、
そろそろタバコを卒業しても良いだろうという気持ちが加わり
「禁煙・卒煙」という取り組みになったのです。
余談ですが書籍と言えば黄色い表紙で有名な禁煙セラピーがあります。
これを読んだ10数年前の私は、たったひとつ感じた疑問をきっかけにちゃんとこの本を読まないままになってしまいました。
当時は心から自分を納得させてくれる事を期待して読んでいたので、逆を言えば粗探しをしながら読んでいましたから。今読んだら、また違う反応になるのかな・・・。
あらゆる手段を最初から全力投入する。
吸いたくなる仕組みを理解し、吸わなくなることに納得して禁煙・卒煙に臨んだとしても、大きく立ちはだかる最大の壁があります。それは
ニコチン依存症
です。
日本医師会によると、ニコチン依存症の強さはヘロインやコカインといった麻薬を辞めるのと同じくらいの難しさがあるそうです。
幸いなことにニコチンは影響が消えるのが早く、離脱症状もヘロイン・コカインより早く無くなるそうです。
離脱症状は約3日間。長い場合で1週間。
この期間を、あらゆる戦力を全投入して乗り切ることで勝負が決まると思います。
私は電子タバコ・飲み薬・動画や書籍によるセルフマインドコントロールなど思いつく事をすべて実施してこの時期を乗り切りました。
少しずつではなく、思いつく全ての対策を惜しみなく投入しました。
1日達成したら好物を食べる、もう1日達成したら好きな物を買う。
禁煙・卒煙のために自分を最大限に甘やかしました。
「禁煙チャレンジしてるんだからこれくらいはいいよね」
を全部やりました(笑)
半年以上経過した現在でも、本当に極まれにですが吸いたい欲求が起きる時があります。ただそれは、
「足が痒いけど運転中だから、あとでコンビニよったら搔こう」
程度で、すぐに消えて無くなります。
噂によればこの欲求感覚は一生無くならない、のかもしれません。
脳にできたニコチン回路は消えることはないそうですから。
それでも、卒業することはできます。
禁煙チャレンジは仮に失敗しても、チャレンジをあきらめるまで何回でも挑めると思えば、気が楽になりますし、実際挑めますから何回でも失敗できます。
そしてある動画で言っていたのですが、失敗してもゼロからには戻らない。
チャレンジした分、チャレンジした回数、経験値が蓄積していくのだと。
まず1か月をクリアすると凄く達成感があるので、挑む価値はあると思いますよ。
禁煙・卒煙の1年後の継続率は50%以下だそうです。
10年以上禁煙していたのにまた吸い始めた先輩も知っています。
まだまだ半年。自分のために、資産のために継続していきます。
ありがとうございました!