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タバコを吸って30年 禁煙・卒煙して起きた事。

こんにちは、volです。

40代半ばの地方在住サラリーマンです。

 

愛煙家だった私が、禁煙・卒煙して半年が経ち起きたことを記録していきます。

 

私も長いこと喫煙してきましたが、2016年に加熱式タバコのIQOSを使用するようになってからは、火を点けて吸う紙巻きタバコは全く吸わなくなりました。

IQOSを切らした時にもらいタバコするくらいでしょうか。

 

IQOSを使ってからは、タールを含まないからか食事が美味しく感じられるようになったり、火の後始末の心配も無く快適になり恩恵を感じながら喫煙していました。

そんな人間がタバコを吸わなくなって半年経つと何が起きたのか。

どこぞの新幹線で喫煙できなくなるという記事を見かけたので、禁煙ネタを記載していこうと思います。

 

禁煙・卒煙の記事はこちら。

vol-log.com

 

 

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喫煙に使っていた時間を持て余す。

 

加熱式タバコとはいえタバコに変わりなく、当然喫煙所などの喫煙が許されている場所に移動して吸う訳ですが、これ自体は紙巻きタバコを吸っていた時から変わらず、特に考えることなく習慣になっていた行動です。

職場で昼食の後に喫煙所に移動し、缶コーヒーを飲みながら同僚と会話したりスマホを弄って過ごしていた時間。

はじめのうちは電子タバコ(ニコチンの入っていないベイプなど)を片手に喫煙所に出入りしていたので大きな変化は感じませんでした。

心の準備ができていたせいか、同僚のタバコは羨ましくも嫌でもなくフラットに過ごすことができていたと思います。

 

それが「吸う」という習慣が弱くなってくると、自宅でも電子タバコを吸う回数が減り喫煙所に行く事も少なくなり始めました。

そこでいかに喫煙所で過ごしていた時間が長かったのかを知る事になります。

今までは

食事3割 喫煙所5割 戻って2割 くらいの休憩時間を過ごしていたのでしょう。

 

喫煙所に行かない時は、

食事3割 残り7割になった訳で、落ち着かない感じでスマホを弄っているような(笑)

 

タバコを吸わない同僚との会話も増え、これはこれで新しい体験なのですが。

慣れるまでは少し時間の使い方が下手になったような気がしました。

すぐ順応できましたけど。

 

 

行動に制限が無くなる。

 

コロナ以降はビデオ会議が多く普及し、私の勤め先でも無駄に集まる会議はほぼ無くなりましたが、事業所内での小会議はちょいちょいあるもので。

短時間のものがほとんどですが、たまに数時間かかる場合もありまして。

そういう場合は休憩を挟むワケですが、大体10分休憩くらいなんですよね。

 

そうなるとトイレいくか喫煙所いくか選んでどっちかだけなんて事もあったり、缶コーヒー買ったら一気飲みしたり。そうやって喫煙時間を確保してましたね。

タバコを吸わない人は、缶コーヒーをゆっくり飲んで、トイレが空いたら行って。

休憩時間にバタバタしない訳です。伝わるかなこれ(笑)

 

公共施設や交通機関を気兼ねなく、心配なく使えるようになりました。

電車から降りたらとりあえず喫煙所を探す必要も無くなり、乗っている最中もトイレ以外でそわそわすることも無くなりました。

喫煙所を探す必要が無いというのは、それに気付いた時に、何とも言えない解放感を感じましたね。

 



食事に関してはまったく変化を実感できませんでした。

これは紙巻きタバコから加熱式タバコに変えた時にすでに感じたので、加熱式タバコを辞めても変わらないのでしょう。

紙巻きタバコから卒煙した方は、味覚の変化を感じることができるのかもしれません。

 

体調も体が軽くなったとか、寝つきが良くなったとかそういう変化を私は体感することが無いまま現在に至ります。

 

喫煙者にはわかってもらえると思うのですが、タバコを吸うために常にいろんな事に気を使っている、使っていたんだなと改めて思います。

タバコを吸う場所のこと、吸う時間、灰皿のこと、タバコの残り本数やストック、一緒に居る人が喫煙者かどうか、体に悪いよな、値段またあがったな・・・などなど。

これらすべてを考えなくて良くなったことで、頭のリソースが空いたような気がします。

 

そもそも経済的な事がきっかけで挑んだ禁煙・卒煙ですが、経済的なモノ以上に精神的な余裕をもたらしてくれたと感じます。

半年経過した今でもチャレンジして良かったと思いますし、今後も継続できるように生活していきたいと思います。

ありがとうございました!